時代のニーズを先読みして

市場を自らの力で開拓する。

バイヤー

伊藤 健吾

自分の強みを
見つけることができた新人時代。

新卒で入社後、まずは店舗スタッフとして配属されました。もともと自分には何の取り柄もないと思っていたので、素直さだけには気をつけながら目の前の仕事に没頭した新人時代でした。上司や先輩は答えを与えずに自分で考えさせる方針であったため、大変ではありましたが充実していました。そんな環境だったからこそ、強みを見つけ、伸ばすことができたのだと感謝しています。
店長を経て、入社5年目に商品部のバイヤー職へ異動。人気がある部署なので、がむしゃらに仕事に取り組んでいたことが評価されたのだと、とても嬉しかったことを覚えています。

魅力的な商品を揃え、
利益を生み出すことがミッション。

バイヤーは「仕入れの担当者」というイメージを持たれますが、それは業務の一部にすぎません。魅力的な商品群を揃え、利益の最大化を図ることが私たちのミッション。お客さまが商品を手に取るところまでを想定し、売り場戦略、販売促進方法を含めた商品販売計画全体に携わります。
そのため、世の中でどのような商品が売れているか、お客さまの購買傾向、競合、仕入値、流通経路をリサーチし、分析。そのうえで買付けを行い、最終的に販売価格を決定します。さらに、メーカーからの仕入れだけではなく、プライベートブランド商品(PB商品)の開発も行うため、幅広い知識、洞察力、マーケットの流れを読む力が必要です。また、仕入値や売上を管理する立場上、利益の向上を達成することも私たちの役目です。

お客さまが求めているものはなにか常にアンテナを張り巡らせ、商品政策(販売する場所、時期、数量、価格の計画)を立案し、販売戦略に落とし込む。そして多くのお客さまに商品を手にとっていただくことが、結果的に会社の利益につながる。業績に大きく関わる責任のある仕事に携われるのがバイヤーの醍醐味です。

年間売上数十億円規模の
商品の仕入れ責任者に。

商品部配属後2年目で、年間の売上規模が数十億円の商品の仕入れを任せてもらうことに。はじめはスケールの大きさに不安もありましたが、それまでも初めてのことにチャレンジさせてもらった経験が多かったため、「まずは自分で考えてやってみよう。悩むことがあればいつも通りサポートがあるはず」と開き直ることができました。この社風はV・ドラッグの大きな特徴のひとつです。

5年間で世に送り出すことができたPB商品は50品目以上。企画から商品が店頭に並ぶまでの間には途方もない数の工程が存在します。商品別に商流(受注・発注・出荷・在庫保管・販売管理など取引関係)を理解し生産メーカーを選定することに始まり、パッケージのデザインや売り場のつくり方までに携わります。
また、時代の変化に合わせて商品のアップデートを繰り返すことも重要です。特に近年ではお客さまのニーズが多様化しており、今まで当たり前としてやってきたことが通用しないことも多く常に新しい挑戦が求められます。

データによる定量的な分析と、店舗でのお客さまとのコミュニケーションによって得られる定性的な情報をミックスさせ、仮説を立てて販売計画に反映させることがこの仕事の面白さ。自分が企画した商品が店頭に並び、お客さまが実際に手に取っているところを見たときに最もやりがいを感じます。

バイヤーという仕事は待っているだけでは価値を発揮できません。お客さまが求めているものを知るために、自らいろいろなことを調べ、足を運び、実際に体験してみることが必要です。
今後も時代のニーズを捉え先読みをして市場を自らの力で開拓していくことにこだわり続けます。

1日の流れ


  • 9:00

    出勤、メールチェック、ミーティング

  • 10:00

    メーカーとの商談

  • 12:00

    休憩

  • 13:00

    商談の報告書作成

  • 14:00

    月次の販売計画立案

  • 16:00

    市場調査

  • 18:00

    退勤

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