愛犬のトイレのしつけがうまくいかない人はもちろん、ときどき失敗した跡を見つけてしまう、トイレシートからなぜかハミ出てしまう…といったお悩みを持つ飼い主さんは多いもの。 特に多い失敗のお悩みについて紹介します。
犬のトイレの失敗には、必ず何か原因があるものです。その原因がわかれば改善に1歩進むことができます。愛犬のトイレにまつわる困りごとがあるならば、まずは愛犬の排泄記録を始めましょう。メモするポイントは、以下の5項目です。
①いつ
②どこで
③誰が何をしているとき/したとき
④どんなトイレの失敗
⑤飼い主さんが対処したこと/そのときの犬のようす
まずは7日間つづけてみてください。
7日分の記録を整理してみると、失敗した日の項目の共通点を見つけることができるはずです。こうすることで、どんなときにトイレの失敗をしてしまうのか原因を見つけやすく改善の方法も考えやすくなります。例えば、上記の見本例のような場合、朝の忙しい時間に限ってトイレの失敗が続いているのなら、あらかじめその時間にトイレサークルに入れておくなどで、習慣化していたトイレの失敗を防ぐごとにつながります。
また、「⑤飼い主さんが対処したこと/そのときの犬のようす」も失敗の原因を見つける際に重要なポイントになります。
排泄記録の飼い主さんが対処した項目に上記のいずれかがある場合、それらはすべて間違った方法です。叱ることは正しいトイレの場所を教えることにはなりません。体罰は絶対にだめです。犬に恐怖を与えるだけで、混乱し適切なトイレを覚えることを妨げます。また、叱られて怖い思いをした犬は、排泄自体を隠れてするようになったりして、トイレトレーニングがうまくいかなくなってしまいます。一方で、大声で反応したときや、後片付け中しっぽを振ってじゃれてくる場合には、失敗するたびにかまってもらえる、遊んでくれるんだなと勘違いして覚えてしまっている可能性も。 粗相を見つけた時は、騒がず、叱らず、バツを与えず、知らん顔で静かに片付けましょう。もし、じゃれることが心配であれば、サークルやケージに一旦犬を入れてから片付けましょう。
お悩み:トイレに連れて行っても排泄してくれない
トイレに連れて行っても排泄しない場合は、犬はその場所をトイレと認識していない可能性があります。犬にトイレを教えるためには、まずはその場所で排泄する経験が必要です。トイレシートを設置したトイレサークルに入れて10分程度待っても排泄しない場合は、一旦出してしばらくしてからもう一度トイレサークルに入れるなど、頻繁にトイレに連れて行くようにして、根気よくトイレで排泄できるチャンスを増やしてください。一度でもトイレで排泄できたら、たくさんほめて、スペシャルなごほうびを与えて、この場所で排泄するといいことがあったという体験を積み重ねていきましょう。
お悩み:サークルから出した途端、排泄する
サークル内に留守番中のオシッコや便の形跡がなく、飼い主さんが帰宅してサークルから出した途端、排泄をする場合は、犬がサークル内をトイレではなく寝床と考え、自分の排泄物で汚したくないと思っているかもしれません。その場合は、部屋の別の場所にトイレをもう一つ用意し、寝床とトイレをしっかりと分けてあげましょう。
お悩み:トイレの場所を覚えているはずなのに粗相する
日頃からトイレの場所での排泄が成功していて飼い主さんが「覚えている」と思っている場合も、ときどき粗相をするならば、実はまだトイレの場所をしっかり覚えられてないかもしれません。それなのに、「もうトイレを覚えたから、ほめたり、ごほうびをあげなくていい」と判断してしまうと、中途半端な認識のままでトレーニングが止まってしまいます。成功率100%が何日も続くようになるまでは、必ずほめて、ごほうびを与えましょう。また犬がしっかりトイレを覚えてからも、排泄を見かけたらほめることは続けるよう心がけましょう。
お悩み:いつも同じ場所で粗相する
いつも同じ場所で粗相する場合は、その場所が犬にとって排泄がしやすく好みのトイレ環境と思っている可能性があります。可能ならば、そこに犬のトイレを移すことを検討してみてください。しかし、住宅事情でトイレの場所を移せないこともあります。その場合は、失敗を予防するために、匂いを残さないように徹底的に消臭し、そこにモノを置く、ゲートをつけるなど物理的に行けない工夫をしましょう。また他にも、玄関マットなどを敷いてあるスペースをトイレと間違える場合もあります。トイレの場所を覚えるまでは、トイレシートに似ている敷物やラグマットなどは外しておきましょう。
お悩み:目を放している間に粗相する
トイレを失敗させないためには、「監視」と「管理」が大切です。目を離す時は、サークルかケージを利用した管理を行うのがよいのですが、長時間の入れっぱなしは犬のためによくありません。特にお留守番が長い犬にとっては、人間とのコミュニケーションをとる時間が限られているので、家族がのんびりできる時間は、なるべく人のそばで過ごさせてあげましょう。同じ部屋にいても飼い主さんが他に意識が向いたときに粗相をしてしまう場合、小型犬であればスリングの活用や抱っこによるトイレの失敗をさせない管理もおすすめです。排泄記録を見返して、飼い主さんがテレビやスマートフォンを見ている時に粗相をすることが多いのなら、この方法を試してみてください。
お悩み:部屋中のあちこちで排泄する
部屋中のあちこちで排泄をしてしまう場合、対策として、排泄しそうなところ全域にトイレシートを敷いておく方法もあります。これにより、まずはトイレシートの上に排泄する経験をつけましょう。また、お留守番が多く、飼い主さんが監視できない状態なら、愛犬の居場所となるサークル全体にトイレシーツを敷き詰め、その上にトイレトレーを設置してトイレシート以外での排泄を減らしましょう。 また、オス犬ならマーキングという可能性もあります。マーキングは体が成長してくると始まる本能的な行動ですが、去勢や避妊手術をすることで緩和される報告もあります。繁殖の予定がなければ、さまざまな病気のの予防にもなるので検討してみましょう。マーキングの場合、マーキングをしても良い場所を作りその欲求を満たす環境を用意してあげましょう。たとえば、サークルで囲んだトイレの真ん中に、倒れないよう水を入れた2Lのペットボトルをトイレシートで包んでマーキングポールにするのはいかがでしょう?サークルの柵にもトイレシートをクリップで挟んで垂らしておくと、外に飛び散る心配もありせん。それ以外の場所は、マーキングできないようにガードしておきましょう
おお悩み:惜しい!トイレシートからハミ出しがある
「ちゃんと自分でトイレまで行くのに、いつも少しハミだしちゃう」という場合は、前足はシートの上にあっても、後ろ足やお尻がシートから出ている可能性があります。まずは、犬のカラダの大きさに合ったサイズなのかを確認しましょう。また床に薄いシートだけを敷いた場合では、境目がわかりにくく、ハミ出しやすくなります。ハミ出しがある場合は、トイレトレーなどを使用して境目を意識しやすくしておきましょう。そして、ハミ出さず排泄した時だけ、ほめてごほうびを与えるようにしましょう。
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